LIFE

コーヒーの豆知識

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

我々の生活にすっかりなじんだコーヒー
仕事や勉強のお供に欠かせない方も多いはず。

そんなコーヒーですが、どんな飲み物なのか詳しく知っている人は意外と少ないかと思います。

今回はコーヒーのちょっとした豆知識をお届けします。

コーヒー豆の生産・輸入と消費量

(単位:トン)


上記のグラフを見てわかる通り、「ブラジル」「ベトナム」「コロンビア」の3国だけで世界の半数以上のコーヒーが生産されています。

単位:トン


ブラジルで1/3、ブラジルとベトナムを合わせると日本国内に流通しているコーヒー生豆の半数以上を占めます。
もしかしたら今日飲むコーヒーもブラジル産かもしれませんね。

各コーヒー豆の特徴などはこちらにまとめております

単位:kg 1人/年


上のグラフによると、ノルウェーの方は1年に約10kgも1人で消費していることになります。我々日本の3.64kg/年に比べると、2倍以上もコーヒーを消費していることがわかります。

焙煎士ってどんな人?


皆さんは焙煎士という人たちをご存じですか?

焙煎士は現地へのコーヒー生豆の買い付けから焙煎機のメンテナンス、豆を見て焙煎度合いを見極めてお客さんに提供する。これらの一連の流れをこなすコーヒーのエキスパートたちのことを指します。

焙煎士自体に資格はないのですが、よりおいしいコーヒーを淹れる知識・経験・技術が必要になります。

※コーヒー豆の焙煎についてはこちらをご覧ください。


また、焙煎士に求められる能力は3つあります。

生豆の仕入れ先(生産国)に関する知識

 上記にも記載しましたが、焙煎士はコーヒー豆の買い付けも行います。
 そのためには産地の生産方法など環境についても詳しくなる必要があるのです。

②高レベルの焙煎技術

 「焙煎士」という名前の通り焙煎についての知識は欠かせません。仕入れた生豆を思い通りにローストする技術は必須能力となります。

③コーヒー豆に関する高い知識

 自分がお店で取り扱うコーヒーについての知識は当たり前ですが備えておかなければなりません。
 その豆にあった焙煎方法など、お客さんに最高の状態でコーヒーを提供ができるよう準備する必要があります。


同じコーヒー生豆も焙煎士によって味が変わります。
自分が好きなカフェを決める際は、場所の雰囲気で決めるのもいいですが、好きな味のコーヒーをだしてくれる焙煎士で決めるのも渋くてかっこいいですよね。

コーヒーの歴史


エチオピアの西南部でコーヒーノキは初めて発見されました。
その後、コーヒーはイエメンへと伝わりました。当時は薬としてコーヒーは使用されていました。

15世紀ごろ、現在のような飲み方をされ始めました。
コーヒー専門店も生まれ、イスラム教圏からコーヒー文化が広まっていきます。

16世紀末~17世紀にかけてヨーロッパに伝わりました。
ドリップ式やエスプレッソ式など、現在主流となっている飲み方が開発されました。
その後17世紀にアメリカ大陸へ伝わります。紅茶に代わりコーヒーが庶民の嗜好飲料となり、コーヒー文化が定着しました。
日本へは19世紀ごろ伝わったといわれております。

コーヒーと健康の関係性


参考
若松和紀 (2018) 『極める愉しむ珈琲事典 』 西東社.
全日本コーヒー協会 http://coffee.ajca.or.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください