さいどじょ部(副業)

FXのおべんきょう~3限目~

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 前回は「円高・円安」、「強制ロスカットを防ごう(損切の重要性)」について勉強しました。


3限目の今回は「スワップ金利とは何か」「どの取引会社を使うのか」について勉強していきましょう。

スワップ金利(スワップポイント)とは何か

 売買する2国間の通貨の金利差で得られる利益のことをスワップ金利またはスワップポイントと言います。スワップポイントの額はFX会社によって異なります。また、スワップポイントを受け取ることができるのは、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買った場合のみになります。反対の売買を行った場合はスワップポイントを支払う必要が出てきます。

 以前はこのスワップポイントを目当てにトレード通貨を決める人もいました。オーストラリアやニュージーランドが高金利だったため、ポイントも多くもらえていたようですが、利下げが進んでいるらしく、スワップ民が現在も存在しているのかは不明です。

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~スプレッドとは~

投資家の取引コストおよびFX会社にとっての収益となる部分がこのスプレッドになります。下の画像を見てください。これは外為オンラインのスマホチャート画面になります。よく見てみると、売と買の価格に少しだけ差が出ているかと思います。この価格差のことをスプレッドといいます。売でも買でも、エントリーした直後は収支がマイナスとなっていますが、このスプレッドが働いているためです。このスプレッドは通貨によって変動し、いわゆるメジャー通貨の取引においてはスプレッドが狭くなる傾向にあります。

 
 

どの取引会社を使うのか

 さて、実際にFXを行うにはどのFX金融会社を利用すればいいのか疑問に思うかと思います。実際調べてみるといろんな会社が出てきます。どんな視点でFX会社を選べばよいか、いくつか挙げていきます。

 ①ツールの使いやすさ
 初めてFXをやる人は実際に取引をしてみないとわからない部分かもしれませんが、FX会社を決めるうえでかなり重要な要素になります。ただでさえ強いストレスを感じることもあるFXで、ツールの使いやすさでもストレスを感じたり、取引のチャンスを逃したりというのは避けたいところです。

 ②スプレッドの数値
 ツールの使いやすさと共にFX会社の決め手になるのがこのスプレッドの広さです。これは簡単に言うと手数料みたいなものに近いので、小さければ小さいほど取引にかかるコストが浮くわけです。またこのスプレッドの値が固定制か変動制なのかも決め手になっているようです。変動業者=荒れた相場でも取引しやすい、固定業者=安心 といったメリットがあるようですが、リスクを好まない投資家たちにとっては固定業者のほうが人気があるらしいです。

 ③スワップ金利の額
 前述したスワップポイントの額がよりよい会社を選ぶというものです。これだけを決め手にするのはあまりお勧めしませんが、他の要素+これ であれば選択肢に入れてもよいと思います。

 ④スマホ・タブレットでも取引ができるか(専用アプリなど)
 スマホなどはインターネットが閲覧できるので、ここでいうのはスマホ・タブレットに適した取引画面が閲覧できるのかという部分になります。
最近はどの業者も専用のアプリなどをだしてそこで取引ができるようにはなっているかもしれませんが、万が一口座開設した業者がスマホで操作できないなどがないように調べておきましょう。

 ⑤通貨単位を選べるか
 通貨単位を選べるかというのも一つの選択肢に入るかと思います。
 一般的な通貨単位は1万通貨ですが、大きな取引がしたくない人・初心者用に1000通貨単位での取引ができる業者もあります。

1万通貨は米ドルでいうと1万ドル、つまり1ドル=100円の場合100万円。1000通貨は米ドルでいうと1000ドル、つまり1ドル=100円の場合10万円という考えです。


1000通貨単位での取引は、1万通貨と比べると利益が10分の1になってしまいますが、損失も10分の1になるメリットもあります。


次回は「基本的な注文方法」、「用語の説明と計算方法」について勉強していきましょう。


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