DARPAの支援を受けたコーネル大学の研究チームが、光を調節することで、40ピコ秒の間、時を止めることに成功した。(アーカイヴ記事) https://t.co/PlcJKKPips
— WIRED.jp (@wired_jp) February 19, 2020
WIERDのサイトでものすごい記事を発見しました。
アメリカのコーネル大学の研究チームにより、
時を止めることに成功したというのです。
マンガっぽい話ですが現実のお話です!
どれぐらいの時間止められたのか
一番気になるのが
どれぐらいの時間を止めることができたのかです。
40ピコ秒(1兆分の40秒)の間、時を止めることに成功したのだ。
出典:『 時を止める「タイムホール」生成に成功 』 (WIRED)( https://wired.jp/2012/01/06/%e6%99%82%e3%82%92%e6%ad%a2%e3%82%81%e3%82%8b%e3%80%8c%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%80%8d%e7%94%9f%e6%88%90%e3%81%ab%e6%88%90%e5%8a%9f/ )2020.2.19利用
40ピコ秒という聞きなれない単位で
ごくわずかな時間ですが、確実に時間を止めた様子。
「ピコ」とは大きさを表す単位で、
1/100のセンチ
1/1,000のミリ
1/100万のマイクロ
1/10億のナノ
その次が
1/1兆のピコ
ということになります。
我々の生活からしたら本当に一瞬の出来事ですが、
時間は止められるという事実や
それを観測できるということにも驚きです。
時間の止め方?
それではどうやって時を止めたのでしょうか。
光を調節して時を止めたと記事には書いています。
すべて光ファイバーケーブルの中で行われた。光ケーブルに緑色の光のビームを通し、より速いものとより遅いものの2つの波長に分けるレンズを通過させた。その際に、ビームを通す形で赤色のレーザー光線を照射した。このレーザーの「照射」は、ごくわずかな「時間のギャップ」で起こったために、検出されなかった。
出典:『 時を止める「タイムホール」生成に成功 』 (WIRED)( https://wired.jp/2012/01/06/%e6%99%82%e3%82%92%e6%ad%a2%e3%82%81%e3%82%8b%e3%80%8c%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%80%8d%e7%94%9f%e6%88%90%e3%81%ab%e6%88%90%e5%8a%9f/ )2020.2.19利用
実験は光ファイバーの中で行われ、
2つのレーザー間にある微妙な時間のギャップによるとあります。
なんだか難しい話ですが要は
「光をずらすと時間もずれる」
こういう理解でいいのでしょうか。
将来実用化される?
1秒止めるのに3万kmの装置が必要となるなど、
まだまだ実用化までの道のりは長いです。
ある「モノ」を見えなくする実験は次々と成功しているので、
時を止める実験の成功も続出してくるとは思いますが、
我々が想像しているような
「時間を止めて遅刻を回避!」みたいな状態には
当分ならないことでしょう。
時間を止めたら次は過去へのタイムスリップでしょうか。
ドラえもんの世界にやっと近づいてきました。