今ほうじ茶ブームが来ているらしいです。
ほうじ茶を飲んでいると「年寄りくさい」と言われていた私にはうれしいブームです。
今回は、このほうじ茶がどのようなものなのか、飲むといいことがあるのかなど解説していきます。
ほうじ茶とは?
漢字で書くと「焙じ茶」。焙じは焙煎(ばいせん)のことを指します。
茶色の柔らかな色合いをしていて、
口にしたときの刺激も控えめなとても飲みやすいお茶です。
煎茶などを炒って水分を飛ばすことにより、ほうじ茶特有の香ばしいにおいが生まれます。
カフェインの素となる”タンニン”が、焙じることによりカフェインが分解されて、体への刺激が弱まります。
そのため、カフェインの摂取を控えるべき子供やお年寄りも、
安心して飲むことができるお茶と言えるでしょう。
①煎茶などを炒って水分を飛ばしたものがほうじ茶
②色は茶色、口にしたときの刺激は控えめ
③カフェインは少な目
④子供やお年寄りにも安心のお茶
日本茶は美容や健康に良い!?
美容と健康に関しては、ほうじ茶ではなく、日本茶の特徴としてお話させていただきます。
日本茶が健康に良さそうな飲み物だと、みなさんも感じたことがあるかもしれませんが、実際に様々な健康作用があります。
■お通じの改善
薬を使っての改善はなるべく控えたい、そう考える方も多いはず。
便秘になると、腸内で活動する菌のバランスが崩れてしまいます。
緑茶に含まれるカテキンの殺菌効果により、そのバランスを善玉菌が多い状態に戻すことができます。
腸内の健康が改善されれば、便秘も自然と解消されていきます。
■美肌効果
肌の健康にはビタミンCが必要不可欠ですが、
お茶に含まれるビタミンC は、カテキンと一緒に摂取すると熱に強くなり、手軽に体内に取り込むことができるようになります。
お茶にはカロテンも豊富に含まれております。
カロテンはビタミンAと同じ作用を持っているのですが、お湯には溶けだしません。この場合、お茶を食べるか、抹茶を飲むなどすれば、簡単に摂取することができます。
カロテンは、皮膚や粘膜の状態を新鮮な状態に保つ効果が期待できます。
日本茶は飲むだけではありません。
洗顔として使用しても、殺菌や毛穴を引き締めてくれる効果もあります。
■ダイエット効果の上昇
日本茶に含まれるカフェインには、運動時に脂肪を燃焼させやすくする効果があり、運動時のダイエット効果を高めてくれます。
また、燃焼だけではなく、脂肪の吸収を抑える効果もあります。
お茶に含まれるカロリーは微々たるものです。
食事の前後、運動前後に飲んで、理想の体型を目指しませんか?
■ガン予防
日本人の死亡原因の1位に位置するのが『ガン』です。
緑茶に含まれるポリフェノールやカテキンには、発がん性物質の活動を抑制してくれます。
また、細胞のガン化を促進する活性酸素の発生を、
緑茶の抗酸化作用により、抑えることもできます。
★ほうじ茶を飲むタイミング
ほうじ茶はその特徴として、カフェインが極端に少ない、
味わいがすっきりしている、というものが挙げられます。
妊婦や赤ちゃんにも適しているお茶とされていて、誰でも安心して飲むことができます。
また、すっきりとした味わいのため、脂っこいものを食べた際にも口の中をさっぱりとさせてくれるでしょう。
①便秘に効果あり
②美容やダイエットの促進も
③ガンの予防や促進の抑制も期待できる
★ほうじ茶には、タンニンが含まれる。
タンニンは抗がん作用が期待できる成分です。
ほうじ茶を飲もう!
チョコなどのお菓子にもほうじ茶味が出てき始めている現在、
ほうじ茶はとても注目を浴びています。
チョコ、アイス、マカロンなどえほうじ茶の味を楽しんだことがあるかもしれませんが、次はほうじ茶を『お茶』として楽しんで楽しんでみませんか?
■最大の特徴
・ビラジンが含まれる
香り成分であるビラジンは、リラックス効果が期待できる成分です。
血流を良くし、血栓ができるのを防ぐこともしてくれる。
また、これもうれしい効果ですが、
手足の冷え性や、肩こりの改善にも役に立つのです。
・カフェイン量が低い
何度も言いますが、ほうじ茶に含まれるカフェイン量はかなり少ないです。
お年寄り、子供、妊婦、体や胃腸に優しい飲み物のため、
誰でも楽しめる飲料として幅広い世代から親しまれています。
■淹れ方(3人分の目安)
・茶葉の量:9g
・お湯の温度:90~95℃
・お湯の適量:400ml
・煎出時間:10~15秒
①大き目の土瓶に、軽量した茶葉を加えます。
②熱湯を注ぎ、蓋をして10~15秒煎出します。
③適量と濃さを調節しつつ、注ぎ分けます。
ほうじ茶の様々な楽しみ方
お湯で煎った茶としての楽しみだけでなく、様々な楽しみ方ができるのがほうじ茶の特徴です。
どんなものがあるのか、簡単に見ていきましょう。
・ほうじ茶ラテ
・ほうじ茶アイスクリーム
・焼きりんごフレーバー
・バナナチョコフレーバー
・キャラメルフレーバー
・やきいもフレーバー
・ウイスキー
・ほうじ茶ビール
・ほうじ茶パフェ
ラテやアイスクリームはなんとなく想像がつきますが、
ビールは想像がつきません。
提供しているお店を見つけたら、一度試してみてはいかがでしょうか。
さいごに
空前のブームとなっているほうじ茶ですが、そのおいしさに気づく人がさらに増え、一過性のものではない生活に身についたお茶となっていくでしょう。
ほうじ茶に限らず、お茶は様々な楽しみ方が期待できるものです。
自分なりの楽しみ方を見つけて、健康的なお茶ライフをお楽しみください。
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