アルコール飲料であるビールは、不健康の象徴のような扱いを受けることもあります。
しかし、ビールはアルコールだけでできているわけではありません。
今回は、ビールに含まれる成分から良質なものを厳選して、
みなさんにお届けしたいと思います。
■ポリフェノール
ビールは穀物からできています。
穀物の粒の皮から抽出されたタンニンやポリフェノールは、抗酸化作用が期待できます。
これらは色の濃いビールに多く含まれていることが多いです。
また、適量のエタノールの摂取には、血流の流れを良くし、血塊の形成を防ぐ働きがあるのです。
■珪素(ケイそ)
少量に限りますが、アルコールの摂取は骨密度を高める効果が期待できます。
これは、珪素を多く含むビールに当てはまることで、
また、ホップに含まれるフムロンには、骨細胞の死滅を妨げる働きもあるのです。
■酵母
酵母は糖を食べ、多量のビタミンBを形成する働きをし、
また、腸内フローラを改善する働きにも期待ができます。
これらは、酵母が生きている状態でないと効果が表れません。
ビールは、酵母が生きている濾過と低温殺菌をしていません。
そのため、アルコールの中でもビールが良いのです。
■ホップ
ビールを雑菌から守っているのがホップに含まれるα酸とフラボノイドです。
これらは、食欲を刺激し、腸内フローラのバランスを整える働きもあります。
ホップがすごいのはこれだけではありません。筋肉の緩和と、リフレッシュ効果もああります。
「とりあえずビール」というのは、意外と理にかなっていることなのです。
また、ホップにはエストロゲンという成分も含まれています。
これは、更年期障害を和らげる作用があり、ビールを適量飲むことでこの効果が期待できるのです。
さいごに
アルコール飲料を絶対的な悪とみなすのは、時期尚早です。
いい店・悪い点を見極め、適量を摂取することで、楽しいビールタイムを過ごしましょう。