1限目では「FXをやるメリット」「取引通貨の種類」「FXで成功するための心構え」を勉強しました。
2限目は、「円高・円安」、「強制ロスカットを防ごう(損切の重要性)」について勉強していきましょう。
円高・円安をわかりやすく
よく耳にする円高・円安ですが、株や景気だけでなくFXにも直接関係してきます。どんな状態か、考えなくてもすぐ思いだせるように図を使って説明します。
アメリカで1ドルで買えるコロコロがあるとします。このとき日本円だと100円です。円安になると円の価値が低くなるので、同じ1ドルでも日本円に換算すると120円で買うことになります。
逆に円高になると円の価値が高くなります。そのため、同じ1ドルでも日本円だと80円出すだけでコロコロが帰ることになります。
FX(ドル円)はこの円高・円安になった際の差額が収益になります。
もし円安になると予想できたらドルを買い、円高になると予想できたらドルを売る。その繰り返しです。
強制ロスカットを防ごう (損切の重要性)
FX会社が定める基準を上回る含み損(確定していない損のこと)が発生すると、自動的に決済が行われてします仕組みのことを「強制ロスカット」と言います。FXでは4万円ほどの資金でも、レバレッジを最大限かければ1万米ドル程のポジションを持てる可能性があります。レバレッジというのは、レートが自分の予想と逆の動きを見せた場合、証拠金が全て吹き飛ぶ可能性もあるのです。
強制ロスカットが発生すると、FX会社が定める水準分の資金がなくなるばかりか、タイミングによっては全額失うこともありうるのです。
FXをやるうえで大切なのは大きく負けないことです。強制ロスカットの発生=大きく負けることになりますので、これだけは何としてでも避けましょう、
強制ロスカットを発生させない方法として、「損切り」をするという手段があります。
損切りの重要性
アマプロ問わず、全ての投資家が100%取引成功することはありえません。含み損を抱えることはしょっちゅうあるはずです。彼らは損失を出すことに恐怖は抱きません。その損失が大きくなることに恐怖を抱くのです。
初心者投資家が陥る失敗には、「チャートが戻るまで待とう」と思った結果さらに予想と逆の動きをしてしまい、気づいたころにはもう遅い。といったものが多いです。
損失を大きくしないためには、「損切り」を徹底する必要があります。損切りとは、含み損額があらかじめ自分で決めた閾値にきたらすぐにそれを確定させることです。
しかし、損失がでているのにも関わらずそれを確定するというのは精神的にかなりの負担が伴います。今後FXで利益を得たいと考えている人は、自分の決めたシナリオを信じ、潔く損切りすることをを心がけましょう。
3限目は「どの取引会社を使うのか」「 スワップ金利とは」について勉強していきましょう。
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