コロナウイルスやほかの感染症にも言えることですが、
『濃厚接触』というワードを頻繁に見かけます。
一見、人どうしの濃密な接触のように思えてしまう単語ですが、
ここにはどんな意味があるのでしょうか。
新型肺炎感染の女性ガイド、濃厚接触者41人を特定https://t.co/dltnsiUa6N
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) January 30, 2020
『濃厚接触者』の意味
goo国語辞典によるとその定義は、
《close contact》感染症などの疑いがある有症者と行動をともにしたり、接触したり、航空機などで近隣の座席に座ったりした人。高危険接触者。
出典:goo 辞典『濃厚接触者(のうこうせっしょくしゃ) の意味』( https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%BF%83%E5%8E%9A%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E8%80%85/ )2020.1.31
ということになるらしいです。
特に変な意味で使われることはないようです。
どんな人?
辞典の説明にもある通り、
有症者と近くで行動を共にするだけで
このように呼ばれるようです。
実際コロナウイルス関連のニュースでも
濃厚接触者と報道されているのは、
コロナの疑いがある人を運んだバスの運転手さんだったり、
そのバスガイドさんが
濃厚接触者と呼ばれています。
高危険接触者とあるように、
濃厚接触と呼ばれる方たちは感染の疑いが高まるため、
速やかな病院での受診が必要になってきます。
■マスクでは防げない!?
【関連記事】
上記の関連記事でも説明しましたが、
マスクは空気感染を防ぎきることはできません。
マスクをしても鼻や口の周りには隙間が生じます。
ウイルスはこの隙間を通って体内に取り込まれてしまいます。
マスクで防げるのは人の咳やくしゃみによる飛沫感染です。
直接体内に入り込む可能性が減るため、
防ぐことが可能となるのです。
また、バスの運転手さんやバスガイドさんであれば、
乗客の発したウイルスを手で触れ、
その手で食べ物を食べたり、
鼻をこすったりすることでも
体内にウイルスが取り込まれる可能性はあります。
幼いころから言われていますが、
こういったことがあるために
手洗いやうがいによる予防というのは大切になってくるわけです。
皆さんもマスクをしたから安心・安全
ではなく、
手洗いやうがいをして
濃厚接触を図らないような場所での
行動をできるだけ心がけるようにしましょう。