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【お仕事注意!】都内の時間貸し駐車場570か所が事前予約制へ

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 2020年、今年一番大きなイベントと言えば
東京オリンピック・パラリンピックです。

楽しみにしている方も多いかと思いますが、
開催地である東京では、
極度の混雑が予想されており、
都としても混雑対策に乗り出さざるをえない状況です。

そしてこの度、
東京都にある570か所の時間貸し駐車場が
完全予約制となる
ことがわかりました。


なぜ予約制に?


 東京オリンピック・パラリンピック期間中は
都内の混雑が予想されるためです。

混雑している東京の道端に
トラックなどの商業車や、
工事関係者の車が停車していたらどうなると思いますか?

ただでさえ車が多い中、
駐車できる場所がないという理由で
道を埋めてしまう車が現れては
渋滞の発生に拍車をかけることになります。


どれぐらいの規模なのか


 570か所の事前予約とはどれほどのものなのか。
車の台数でいうと、
約2万4000台分の駐車場にも上るそうです。

 東京オリンピックに向けて
新たに建設された競技場がある
『新宿区』の交通量を見てみましょう。

警視庁の発表したデータによると、
競技場近くの青山通り、赤坂見附での交通量は、
12時間の調査で31,972台の
交通量
にも上ります。

そのうち大型車は
845台
にもなります。
(引用元: 警視庁ホームページ『交通量統計表』 https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/about_mpd/jokyo_tokei/tokei_jokyo/ryo.html,2020.1.29)


道端に数百台の大型車が駐車している図を
想像してみてください。

大規模な渋滞・進まずにイライラする人が
想像できるはずです。


予約可能な人,予約可能日は?


 会場周辺の駐車場を
誰もが予約できてしまっては意味がありません。
あくまで商業に支障をきたさない、
渋滞の緩和が目的のため、
予約可能者も限られてきます。

NHK NEWSによると、
予約可能な人は以下に限られる方針のようです。

利用できるのは物流や工事関係などの事業者と日常生活の中で車を利用する必要がある障害者などに限り、利用日の2週間前からインターネット上で予約する仕組みにする方針です。

出典: NHK NEWS WEB『大会中時間貸し駐車場は予約制に』 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200129/1000043163.html (2020.1.29)


 オリンピックの大会組織委員会は、
今後駐車場の事業者と調整のち、
5月末までの予約サイト構築を目指し、
関係者への主知を図るようです。

会場までどうやって行くのか


では会場または会場付近まで
どのようにしていけばよいのでしょう。

 まずは電車です。
東京都は電車の交通が非常に便利なため、
競技場までも駅から徒歩圏内で行くことができます

「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」徒歩約5分(JR総武線)
「国立競技場駅」徒歩約1分(都営大江戸線)


他にも手段があります。
会場から離れた場所に車を停めて、
バスなどで会場まで向かう方法です。

遠方から車で都内までくる方は、
このような形で会場に向かうことに
なるかもしれません。



結論:できるだけ電車移動!
(商業車を優先させてあげましょう)


 車絵の移動は確かに便利です。
応援グッズなどを楽に運べたり、
家族でまとまって移動ができます。

しかし、そんなスポーツの祭典中も
働いている方たちがいます。

工事や物流は
生活に欠かせない商業の1つです。

必要としている人たちのために、
不正な予約等は行わないよう
配慮してあげませんか?


参考:NHK NEWS WEB『大会中時間貸し駐車場は予約制に』 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200129/1000043163.html (2020.1.29)

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